「僕の偏差値はそんなによくないから、大学偏差値ランキングで言うと
このあたりの大学かな」 「医学部系は偏差値高いなぁ。私には無理そうだから、
他の学部にしよう。」 こんな風に考えてしまうことで、自分の可能性を小さくして
しまっているのです。大学偏差値と自分の偏差値を見比べて、
才能を小さく閉じ込めてしまうことはよくありません。
大学偏差値は自分の使い方しだいで、天使にも悪魔にもなります。
今の自分の偏差値と、大学偏差値ランキングを見比べて、多くの大学受験生は
「自分はこのぐらいの偏差値の大学なんだ」と思い込みます。
その結果、無意識のうちに自分の限界偏差値を作り出しているのです。
例えば、ある大学受験生が自分の偏差値を55だと思い込んでいるとします。
このとき心の奥にある偏差値55を『心の偏差値』と呼びます。
これはヤバイと思い勉強をします。この場合はいい方向に向かいます。
逆に、別の模試で偏差値60を取ったとします。
本来の自分は偏差値55だから、これは大成功です。
この受験生はさらに勉強を頑張るようになるのでしょうか。
実はほとんどの場合「これなら少しぐらい勉強しなくていいや」と思うのです。
自分の偏差値は55がちょうどいいという思いが、
心の奥で勉強のやる気にブレーキをかけるのです。
不思議な話ですが、人は自分の心の奥に思い込みがあると、
成功を避けるようになるのです。『心の偏差値』のままでいようとする自分の心が、
勉強する原因にもなるし、勉強しない原因にもなります。
心の奥にある思い込み『心の偏差値』をうまく使わないと、成績が伸びそうになると、
自分自身でブレーキをかけているのです。こんな時は、
今の自分の実力より高い偏差値の大学に合格した人と会うことを勧めます。
大学受験に合格した人の話を聞いていると、だんだんと大学受験がかんたんに思えてきます。
なぜかというと、自分の心の奥にある『心の偏差値』が、話を聞いているうちに
合格した人の持つ、高い『心の偏差値』に近づいていくからです。